博物館のアンモナイト展を見に行った。展示解説の日時に合わせて行った。
たけとくんは、解説者のそばにピッタリと張り付いて熱心に聞いていた。
真由太郎は、私の周りを人工衛星のように回ったり、ベタベタとくっついて暇そうだった。アンモナイトよりも今日のおやつが気になるのだ。というのも、昨日七五三祝いとして作ったチョコレートケーキのチョコクリームが残っていて、それを今日、クレープを作ってそれに入れてあげようと言っていたからだ。
解説が3時に終わり、真由太郎は早く帰りたがっていた。それでも、何かの絵画コンクールなどを少し見て(上手だった)、帰途についた。
すぐにクレープを作ってあげた。満足そうに食べていた。
一定方向に巻いていないアンモナイトを「異常巻き」と言うらしい。「異常」と言われても、その種では「正常」な形態なんだけどね。乱雑に巻いているように見えても、計算式で説明できるらしい。