自民微減、民主躍進、共産激減。
閉塞感が漂う中、政治を何とか変えたいと思う人が民主に入れたんだろうなぁ。今回マニュフェストという形で示したのが民主の勝因だろう。それでも政権を取るまでにはなかなかいかない。やっぱり個々の選挙区では自民は強い。現職は顔を売ってるし、組織力もあるから。
共産は消費税と憲法9条を争点とした。確かにこの問題は大きいのだが、有権者が共産に投票したところで所詮自民の力には勝てない。ならば政権を取って代わる可能性のある民主に入れようと考えたのではないだろうか。国政では共産党の存在意義が薄れてしまったようだ。
今日、小泉首相はイラクへの自衛隊派遣について、「自民党が選挙で指示されたのだから、自衛隊派遣も指示された。だから派遣する」と言っている。違うと思う。自民党内部でも派遣反対の意見もあるし、比例では民主が多かった。国民の意見としては派遣反対の方が多いだろう。