公共施設を利用しよう

私は徳島県に住んでいますが、博物館や図書館の建物は立派です。建物だけでなく、そこで働く学芸員の方も良くやっていると思います。まあ、他の県と比べてどうなのかは知りませんが・・・。

 息子(たけと)が幼稚園の夏休みの時、伊豆でミヤマクワガタを捕まえました。家まで持って帰りたかったのですが、途中で休憩したサービスエリアでクワガタを車に入れっぱなしにしていたため死んでしまいました。息子は大泣きしてしまったので標本にすることを約束し、その場は納得しました。さて、標本ってどうやって作るのか悩みましたが、徳島県立博物館にメールで相談してみました。すると、博物館の研究室で教えてくれるという返事が返ってきました。約束の日に行くと、大変親切に教えて下さりました。

 また、徳島県立博物館では、昆虫観察や実習、講座等の催し物がたくさん開かれており、気軽に参加することが出来ます。今までに数回利用しましたが、息子も大変喜び、楽しい時を過ごすことが出来ました。こういった体験がまた絵として表現されていきます。

 県内の那賀川町(現在、阿南市に編入)というところには、これまた立派な那賀川町科学センター(現在、阿南市科学センター)があります。科学のいろいろな原理を、体験を通して学ぶことができるようになっています。ここの天文館には、口径113cmの大型望遠鏡があり、予約すれば誰でも天体観望会に参加できます。

 図書館では、徳島県立図書館も立派なのですが、私の住んでいる板野町の板野町文化の館図書館はおすすめです。といっても町民以外は利用できませんが。蔵書数はかなり多く、県立図書館に匹敵するほどです。町の人口は少ないので、人口あたりの蔵書数では、おそらく全国でもトップレベルだと思われます。息子は図鑑、特に恐竜の図鑑が大好きで、図書館に入るとすぐに恐竜の図鑑のコーナーに走っていきます。こういうところでまた絵のネタが蓄積されていくわけです。

 このように、子供と一緒に博物館や図書館を利用することで、子供は科学に対する興味がどんどん育まれていきます。そういうわけで、今、息子はかなり天才っぽいです。絵もかなり知的でしょ(?)。こういった公共施設や催し物はどんどん利用しましょう。

コメントを残す