減農薬(特別栽培農産物)と謳うために、稲の種子消毒をやめたという記事が新聞に載っていた。
というのも、散布回数(成分数)をカウントしてそれが減れば減農薬なのだ。
しかし、これで真に減農薬になるのか?種子消毒をやめれば、苗箱でいもち病等の病気が発生したりして、本田に病原菌を持ち込むことになる。そうなれば、本田移植後によけいに農薬散布が必要になってしまう。
種子消毒は農薬の使用量が少なく、環境への負荷も少なくてすむ。また、収穫物への残留は限りなくゼロに近い。種子処理をきちんとした方が、真の意味では減農薬なのではないか?
もっと真面目な取り組みをしてほしい。
すごくまともなライターを見つけた。
→松永和紀のアグリ話●無農薬、減農薬農産物が店頭から消える