CO中毒 R社の問題なのか?

R社の小型湯沸かし器によるCO中毒がクローズアップされているが、この会社なり機種で特に事故が多いのだろうか?どうも数字だけ見ていると疑問に思う。

読売新聞によれば、

1981~2003年の23年間に、都市ガス地域だけで、湯沸かし器やストーブ、コンロなどのガス器具使用により、一酸化炭素(CO)中毒とみられる死亡事故が少なくとも約400件発生、約540人が死亡していたことが分かった。~集計によると、ガス機器最大手「リンナイ」製品での事故がクローズアップされている小型湯沸かし器では、80件の事故で141人が死亡。

となっている。このうちリンナイ製の小型湯沸かし器による事故が何件なのかよく分からないが、経済産業省によれば、平成12年からの7年間での死亡事故は3件となっている。単純な計算となるが、全体では23年で80件なので3.5件/年、リンナイ製では7年で3件なので0.4件/年。全体から見れば1割強といったところ。この市場でのリンナイのシェアがどの程度か分からないが、かなり高いのではないだろうか?1割よりは高いのではないか?このあたりがどうも引っかかる。

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