PCは高度なグラフィックが必要なゲームや動画編集に使うわけではないので、2年半前に中古で1万円以下で買ったものを使っている。
まあ、必要に迫られてもないが、ただの興味本位で、Windows11にアップデートしてみた。
しかし、Windows11にするには、システムの要件があり、このような格安の古いPCでは要年を満たさない。Windows11にアップデート可能かのチェックをかけてみるとこんな感じ。

TPMというのは、ファイルの暗号化のためのもので、2.0のバージョンが必要なんだけど、古いPCなので、1.2が使われている。これが条件を満たしていない。
プロセッサはかなりの性能が求められていて、これも条件を満たしていない。
こんな場合でも、非推奨の方法でWindows11にアップデートができた。
以下、自分が行った方法。やる人は、自己責任でお願いします。
「Windows11 ダウンロード」で検索し、isoイメージをダウンロードする。
isoファイルをダブルクリックし、展開された中身を全て選択してコピーする。
適当な場所に、適当なフォルダを作成し、そのフォルダ内に、先ほどのものをペーストする。
sourcesというフォルダを開き、appraiserres.dllというファイルを探す。これを右クリックし、プログラムから開くで、メモ帳などのテキストエディタで開く。
メモ帳で開いた中身を全て選択し、削除し、上書きする。
setup.exeをダブルクリック。これでインストールが始まるはず。保存してあるファイルやアプリはそのまま残る。


高い性能のプロセッサが要件となっていたが、OS自体は特に重たいわけでもなく、へぼいPCで普通に動いている。
何か特にうれしい機能があるわけでもないが、まあ、できた、という話。