へぇ~、多いなぁ。と読売新聞の記事を読んで思ったのだが、毎日新聞(YやAやSに比べると最もしっかりしていると思う)の記事では、「派遣した延べ1万9700人の0.08%」と書いてあった。「16人」と「0.08%」では随分ニュアンスが異なるなぁ。
で、日本人全体の自殺率を調べてみると、年間で0.024%とのこと。「派遣した延べ1万9700人の0.08%」は1年間ではないので比較しにくいが、「派遣期間中」の数字でなければ、数年間分ということになるので、まあ普通のなのかもしれない。
報道される数字は冷静に分析した方が良い。
それは兎も角、派遣した延べ人数が1万9700人という方の数字に私は驚いた。こんなに行っていたんだ。自分で思っていたのよりも随分大規模な活動。いつのまにか自衛隊は海外でこんなにも活動するようになっていたんだ。このような軍事活動が当たり前になっていくのは嫌だな。そもそも日本国を守るための活動というよりも、アメリカのご機嫌取りのための活動なんだよな。県選出の代議士(水野真紀の夫)が「日本の国益になる活動」と表現していたが、そんなんで良いのだろうか?アメリカのご機嫌を取れば日本は得をするという発想なんだよね。「義」に欠けるんだよな。こういう発想は。
「テロとの戦い」って、アル・カイーダを攻撃するのなら分かるが、イラクとかアフガニスタンを攻撃することがそうだとは思えない。アメリカに勝手に「悪の枢軸」とされ、報復の矛先にされるなんて。日本がそれに付き合う道理は無い。