「マンションのオーナーになって家賃収入を得ませんか?」撃退法

という電話が職場にかかってきた。前にいた部署にはこういう電話がよくかかってきていたが、今の部署にはかかってきたことがなかった。前の部署の誰かが異動先の電話番号を教えたのかもしれない。

特に今の部署は仕事内容に関連するメーカーや商社から電話がかかってくることがあるので、私が相手の会社名を知らないからといって怪しい電話だとは断定できない。大切な取引先かもしれないので愛想の悪い受け答えは出来ない。が、怪しそうな場合にはとりあえず「いつもお世話になっております」は言わないことにしている。この辺の判断が難しい。

今日の電話では次のように答えた。

「節税対策になりますよ」

「税金は払います。節税対策は考えません」

「年金としてもお考えになってはいかがでしょうか?」

「そんなややこしいことはしたくありません」

「こういう電話はよくかかってきますか?」

「よくかかってきますが、全部お断りしています」

とまあ、こんな感じだったが、国民生活センターのページで相談事例が載っていたので、それを参考にして、こんなのは如何だろうか?

「会社名を教えていただけますか?」

「○○といいます」

「お名前をもう一度お願いします」

「私○○と申します」

「これって本当に儲かるんですか?」

「ええ。絶対に儲かりますよ」(←と言わせたらヨッシャー。次のセリフできまり)

「今、絶対に儲かりますとおっしゃいましたね?宅地建物取引業法47条の2では、『宅地建物取引業に係る契約の締結の勧誘をするに際し、宅地建物取引業者の相手方等に対し、利益を生ずることが確実であると誤解させるべき断定的判断を提供する行為をしてはならない。』と定められていますので、今あなたのおっしゃったことは法律違反に当たりますね」

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