ウチの子らは自分の部屋ではなくてリビングで勉強する。自分の部屋は倉庫状態。リビングの机も子供らの教科書やらノートやらプリントで占領され、さらに新聞やチラシなどが載っかっているので酷い状態。週に1回は掃除をしてリセットするのだが、なかなか完全にはリセットできない。
まあ、勉強するのは良いのだが、勉強している前で妻などがドラマなどを見ているのはよくある光景だ。一応勉強しているのだが、集中していないのは明白。どうしてもテレビが気になってしまう。たとえそれが興味のないドラマであったとしても。子どもに「勉強に集中しろ!」と言っても無理な話だし、妻に「別の部屋で見てこい!」と言っても嫌な顔をされる。
その「別の部屋」のテレビ(30年くらい前のものと思われるダイアル式のチャンネル)は昨日処分したところだ。というわけで、リビングのテレビを「別の部屋」(寝室)に移すことにした。意外にも家族に反対者がなかった。
まず、前のテレビを置いていた台を押し入れに入れることにした。そのため、押し入れのスペースを空けるべく、押し入れの整理。要らんものは結構出てくるもんだ。空いたスペースに台を入れた。キャスター付きなのでその後ろのものも取り出せるはず。ただ、不用意に積み重ねていくと後ろのものは死蔵品になるかも。そうなる予感がする。まあええけど。
前のテレビの場所にリビングのテレビを移動。配線等を行った。しかしここでトラブル発生。ブースターとともに繋げたが、なぜか映らない。ケーブルの接触が悪いのだろうか?別のケーブルに繋ぎ換えるなどやってみたが全くダメ。「あっ、もしかして!」ブースターはリビングのアンテナ端子のところでないとあかんのか?ブースターだけリビングに戻すと難なく映った。この「ブースター」って宅内のは電源供給部なんだ。ブースターの本体はアンテナマスト(屋外)にあるわけで、宅内の電源供給部からケーブルを通して電源が供給されるということだ。この電源供給部はどうやらリビングにないとダメらしい。おそらくリビングから別の部屋にケーブルが分配されており、電気の流れがよく分からないが、分配器の下流に電源供給部を取り付けてもブースターは機能しないということなのだろう。罠にはまってしまったが、気付いて良かった。
とにかくリビングからはテレビが無くなった。これでテレビを見ながら食事するとか、勉強中にテレビが付いているということが無くなる。「ホームレス中学生」の言葉を借りて「食事中は食べ物に向き合え」と日頃から言っているが、それが実践されるだろう。テレビがないリビングは結構落ち着く。思ったより良いなぁ。
ただ、アナログ放送が無くなるまでには地デジ対応テレビを買うだろう。その時にリビングに設置するかどうか・・・。