どしゃ降り

昨日からすげー雨。

子供らは部活に行ったが、これでやるの?、という感じ。

娘は試合ということで学校に集合してから競技場に向かったが、学校の運動場は池のようになっており、運動場からの排水が滝のように流れ落ちていた。競技場に行って待機していたものの、やはり中止が決定された。そんなの天気予報を見れば分かるだろと思うのだが、決定が非常に遅い。

息子(たけとくん)はドイツ人が弓道を見に来るということなのだが、弓道場の周りは浸水していたらしい。それでももうスケジュールが決まっているので弓道場までの浸水部にベンチを置いて渡れるようにするなど、準備に忙しかったとのこと。ご苦労なことだ。

そういうことで子供らを送迎したり、バイキングを食べに行ったり(まあ、この豪雨の中で行くこともないのだが)、夜は実家に行く妻を高速バス停まで送っていったりと、車で走り回った。
道路は水がかなり溜まっており、対向車の水しぶきを浴びると前が全く見えなくなるのでこわい。
堤防下の道路は水に浸かって通行止めになっていた。
川の水かさはかなり増しており、さらに降ると危ないかも。

この雨の中、昨日は町長選挙の投票日。
こんな雨で投票率が下がるのではないかと思ったが、前回の町長選と同様に79%代で変わらなかった。行く人はちゃんと行く、行かない人は行かないということか?
前回の町長選と同じ顔ぶれで、町内を二分した激突だったのだが、結果は「改革続行」を掲げる現町長が敗れ、前回負けた方が勝った。
前にも書いたようにどちらも政策としては大きな違いはないのだが、今回当選した方は、子育て支援として「給食費無料化」を掲げている。無料といわれるとうれしいが、必ず食べる昼食を無料にする必要が果たしてあるのだろうか?生きていれば普通は昼食を食べるわけで、その対価として給食費を支払っているに過ぎない。また、そんなに高いものでもない。貧困で支払いの困難な家庭に補助するのなら分かるが、普通に支払える家庭に対しても無料化するというのは、単なるバラマキでしかない。税金をそんな使い方をして良いのだろうか?
この陣営の合い言葉は「チェンジ」。どこかの大統領選と同じだ。町政をどうチェンジするのかよく分からない。伝わってこない。現町政のどこに問題があって、どう解決するのか具体案がない。聞こえの良いフレーズをパクっただけのような気がする。
「郵政民営化」、「チェンジ」、「政権交代」、こういったフレーズを前面に押し出すのは、選挙に勝つには有効なようだ。

まあ、とにかく、運動員が「きくらげ昆布」かなにかを持ってきた「チェンジ」に対しては、私は不信感を持っている。

入札制度などの改革にがんばっていた現町長が敗れ、「チェンジ」が勝つ。どうチェンジされるのか不安である。改革前にチェンジするのでなければ良いのだが。

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