脳内クロック数

特に休日の昼間など、前を走る車が遅すぎると感じることはないだろうか?
もし、自分が先頭にいる場合には、絶対に走れないくらいの遅い速度で走っている。
5割増の速度で走っても「安全運転」と言えるほどの速度なので、安全のためにゆっくり走っているというわけではないだろう。
はっきり言えば、トロい。
では、このトロさは何だろう?
なぜ、トロくいられるのか?
コンピュータで例えれば、CPUのクロック数が低いか、あるいは同時に計算する処理が立て込んでいる状態だろう。
処理が立て込んでいる、ということは、別の考え事をしているか、別のことをしている、ということだろう。
たしかに、よそ見をしていたり、店を探していたり、子供の世話をしていたりで速度が遅い、という車も見かけるが、普通に運転しているようなのに遅い車も結構いる。
これはやはりクロック数が低いのだろう。
ところで、ゾウの時間、ネズミの時間というように、両者の一生の心拍数は同じであり、寿命の感じ方は同じであるらしい。
これは脳内クロック数にも言えるのだろうか?
つまり、ゆっくり運転している人は、クロック数が低く、長生きするのだろうか?
しかし、忙しく動きまわっていても、時間はすぐに経ってしまうように感じるし、休日にゆっくりしていても、やはり時間が経つのは早く感じるので、クロック数は時間の感じ方とは関係ないのかな?
ならば、クロック数の高い状態を維持した方が、一生に経験できる事象が多いので、得だな。

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