自転車は一体どこを走れっちゅーねん

自転車は原則、車道を走るように明確化されることになったらしい。
今までは大抵、歩道を走っているが、ダメということになる。まあ、今までも自転車・歩道通行可の標識のない所ではダメだったわけだが。
これで歩行者と自転車との接触事故が減るだろう。たしかに、歩道を歩いていると後ろから自転車が来て危ないことがある。
しかし、自転車を車道に締め出したら、今度は自転車と自動車とかバイクとの事故が増えるだろう。
リスクが移動するだけだ。
というよりも、トータルのリスクは増えると思う。
路上駐車している車の横を通るのは危険だし、バイクとは同じところを走ることになるので、バイクとの接触事故はかなり増えるはず。
車を避けようとして路肩を走ると、凸凹でハンドルを取られてコケて車に轢かれるとか。
車の流れも悪くなって、CO2の排出が増えそう。
いつも私が車で通勤している道の場合、自転車で車道を安全に走れるような状態になっていない。
車道の端はアスファルトが溶けて盛り上がっている所が多い。
今朝、通勤途中そういうことを意識しながら運転していたが、大体、歩道を歩いている歩行者をほとんど見かけない。ならば、自転車がわざわざ車道を走らなくても、ガラ空きの歩道を走ったほうが安全に違いない。
まあ、田舎道と市街地とでは状況は違うだろうけれども。
今朝、片道20kmの道のりを、歩行者の数を数えてみた。
結果、右側、左側合わせて20名。
つまり、歩行者の密度は、両側合わせて1人/km。片側平均で0.5人/km。
これでも自転車は車道を走らなければならないのか?
なんか、こういうことは明確化するよりは、曖昧な方が良いのでは?
とはいえ、自転車の左側通行は徹底してもらいたい。
右側を走っている自転車の、なんて多いことか!
左よりも右を走っている自転車のほうが多いのでは?
このまえ、歩道が30cmくらいしかない橋の上で、車道を右側通行している自転車がいて、すれ違うのが怖かった。

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