出かけたがり

夏休みでも仕事や学校に出払っていて、真由太郎だけが家にいることが多い。

みんなが揃った夜に、「なぁ、どっか買いもんでもいこぉ」と真由太郎。

しかしもう遅いし、あえてこれを買わねばというほどのものはない。

「あっ!牛乳がない!なぁ、牛乳買いにいこぉ」と理由を見つけた真由太郎。

「あかん。ガソリン高いけんもったいない」と母。

「いますぐ牛乳飲みたいんよ」とどうしても出かけたい真由太郎。

しかし却下。気持ちは分からんでもないが。

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