前提の異なるグループが妥協して出した答えほど出来の悪いものはない。こんな状態で民営化したら最悪。
前提が異なれば答えは違うはず。妥協じゃなくてどれかを選ばないと良くならない。
私の考えとしては、そもそも民営化には反対。国道、高速道路は国が整備すべきインフラ。有料にも反対。利便は道路の直接の利用者だけでなく、全ての国民が間接的に享受しているはず。物の動きが良くなって便利になっているのだから。だから税金で建設したらよい。料金を取るから採算が問題になるし、公団という形態になってしまう。採算性なんて言い出したら、橋やトンネルなど作らなければならないところは地理的に不利に決まっている。その不平等を是正するのが道路のインフラではないのか?
それにしても建設費は高すぎ。他人の金だと思って返す気のない使い方だ。もっともっとコスト削減のための競争をさせないと。この問題と民営化は本来関係ないはず。公はダメで民ならきちんとやるというのは、根本的に違うと思う。その公のダメさを是正していかなきゃ、いつまでたっても世の中が良くならない。税金を湯水のように使うところがあって、それに政治家や土建屋が群がるという構図を断ち切らなきゃ。それが行政改革だろ!
民営化したって競争ないやん。