昨日、バケツ稲栽培をすると書いたが、小学校の食農教育で、アイガモ農法を体験させている小学校も多いようだ。
ぐぐった結果
意味が無いとは言わないが、ちょっと待てと言いたい。
まずは、一般的な稲作を体験させるべきではないか?あるいは、機械や農薬を使わない時代の方法を体験させて、食糧を作るというのは大変なんだなということを体験させるべきだと思う。
アイガモ農法はかなり特殊な栽培法だ。これで安定した無農薬栽培は無理だし、アイガモがイネを食べてしまう、餌(輸入に頼ることになるだろう)をやらなければならない、管理に手間がかかる、食肉への処理ルート・需要の問題、コストの問題等、教材としては面白い問題が豊富だ。ネタとしてうまく活用すれば、有意義な授業になると思う。
しかし、理想の無農薬栽培法と、先生が思い込んで取り組んでいる場合が多いのではないか?
どうして特殊なことから教えるのか?まずは、普通の方法を教えるべきだろう。