20日のNHKスペシャルで、イラクに派遣されたアメリカの州兵に密着取材した内容を放送していた。
普段、州兵は災害復旧等にのみ活躍するのだが、召集令状が来て、イラクに派遣されることになった。輸送用のトラックも陸軍ではなく州から出される。何十年も前のボロボロだ。老眼になっているような人も射撃の訓練を受けていた。
イラクに行くことが家族を守ることにつながると信じている。
車列がロケット弾の攻撃を受け、前の車が炎上した。むちゃくちゃ怖い。誰もが敵に見える。戦争に参加するとはこんなに怖いものなんだとつくづく思った。
イラクに行くことを拒否すれば軍法裁判にかけられ処罰される。行くしかない。
これがアメリカの現実だ。戦争反対の世論は盛り上がらないし、ブッシュは再選された。異常だと思うが、戦時中の日本もこんな雰囲気だったのだろうか?戦争とはこんなふうに始まるのかな?
昨日は米軍基地が攻撃を受け、多数の人が犠牲となった。一人一人の死に、多くの家族が泣いているだろう。これほどの犠牲を払ってまで続けなければならないことだろうか?