会社で仕事中にたけとくんから電話。
真由太郎が「PTAの人」を名乗るものの電話を受け、連絡網に載っている電話番号を全て教えてしまった、と言う。
たけとくんが帰ってきたときに丁度電話をしていて、連絡網を見ながら話していたので、「何か連絡網で回しているのだな。しっかりしているな」と思ったらしいのだが、内容を聞いていると片っ端から名前と電話番号を言っているのでびっくりしたらしい。たけとくんがあわてて電話を切ったのだが、すでにクラスの電話番号はすべて伝えてしまった後だった。兄弟がいるのかも聞かれて、たけとくんの同級生の名簿も教えようとしていたところだったらしい。
たけとくんにはすぐに小学校に連絡してもらった。直後に学校からメール連絡が携帯に届いた。対応がすごく早い。
こういう悪いやつがいるのが問題で、真由太郎を責めるのはかわいそうだが、かなり注意をしておいた。自分の知らない人には絶対に名前や電話番号などを教えないように言っておいた。たしか前にも、もしそんな電話がかかってきても教えたらダメだと言っていたはずなのだが。まあ、口で言ってもイメージができなければ理解できないわけで、今回の体験でかなり分かったはずだ。
今度電話がかかってきたら次のようにすることを提案しておいた。名付けて「逆個人情報聞き出し作戦」。
悪徳名簿業者「PTAのものなのですが、お母さんかお父さんはいますか?」
太郎「いません」
悪徳名簿業者「じゃあ、クラスの子の電話番号を教えてくれないかな?」
太郎「いまちょっと分からないので、名簿を探してから後でかけ直します。そちらのお名前と電話番号を教えてくれますか?」
悪徳名簿業者「○○です。電話番号は○○○の○○○○です。それじゃあおねがいします」
とひっかかるようなヤツはおらんやろうなぁ。