放射線ガンマナイフの手術決定

下垂体腫瘍(腺腫)の大きさが、手術前は4〜5cmもあって、担当医の先生曰く、自分の経験の中で1位か2位の大きさだったとのこと。手術して2年と少し経った現在、約2cm。大きさは下げ止まり、また少しずつ大きくなり始めている。

元が大きかったので、1回の手術では取り切れないだろう、ということだったので、まあ、想定どおり。

というわけで、2回目の手術をしようという判断となったが、前回と同じように鼻から穴を開けての手術では、癒着している可能性もあり、上手く取れないかもしれない、とのこと。また、頭蓋骨の下の骨を腫瘍が破ってしまっているので、腫瘍がその蓋の役割をしている状態で、下手に取ると蓋がなくなる、という変なことになっている。なので、放射線を照射して、腫瘍の拡大を止めるのが良いだろう、ということになった。

日本に2か所しかないという、脳手術用の放射線ガンマナイフの施設を紹介してもらった。

そして、その施設で診察をした。

視神経が近く、視神経は放射線に弱いので、弱い線量で手術することになった。

入院は2泊3日。

3月初めに手術を予約。

今後は、定期的に様子を見ながら、腫瘍が大きくなりそうなら、また放射線を当てることになりそう。

手術中は頭がフレームで固定され、1時間程度は動けないので、その間に自分の好きな音楽を聴けるらしい。CDを持ってきたらかけてくれるとのこと。