農林業センサス(2025年)か出たので、確認してみた。また、過去のデータも合わせて、グラフにしてみた。そうしたら、驚きの結果に!
全国の他、特に意味はないが、徳島の状況もまとめてみた。


まずは農家(個人経営体)あるいは農業法人(団体経営体)の数。農家の数は大きく減って、農業法人は微増(ほとんど変わらない)。全国も徳島も同じ傾向。直線的に減少しており、次の調査時期(5年後)にはほぼ無くなるのではないか?


次は耕地面積。こちらはさすがに農家数ほどの減少はないが、それでも年々減少している。これでは食料自給率の向上は見込めない。
農家数が減っていて、借入耕地面積が増えているということは、小規模の農家がやめて、土地を貸して耕作してもらっている、ということだろう。総面積が減っているのは、中山間地は借入する担い手もなく、耕作を放棄していると考えられる。つまり、耕作放棄した中山間地が増えて、そういったところに熊が出没しやすくなっているのではないだろうか?柿の木などが放置されていれば、熊が寄ってくる。
徳島は農地全体の減少が大きく、田と樹園地の減少が激しい。平地の面積が少なく、山間地が多いからだろう。徳島には熊はほとんどいなくて絶滅危惧状態なので熊の出没を心配することはないが、イノシシやシカは出やすくなっていると考えられる。


次は、農業就業人口。これが最も驚愕的!5年後、誰も農業をやらなくなるよ。農地に人がいないということ。これも熊が出やすくなっている要因か?
平地の水田なら大規模化でなんとかなるだろうけど、労働集約型の畑作物、果樹は危機的な状況になるのではないだろうか?


最後に年齢別の農業就業人口。まず、全体の数が減っているし、60歳以下がいなくなっている。農業では60歳が若僧!これは危機的状況!農業を担う若者がいない!
国は早急に手を打たないと、日本の農業は終わりだ。農業従事者の所得を保証しないと、誰も農業をやらなくなってしまう。
中山間地が荒れないようにすることは、国土の安全保障のためにも重要。熊の対策のためにも、待ったなしの状況。
農家を公務員的に位置付けて、所得を保証するべきだ。
グラフにして、待ったなしの危機的な状況が明確になった。
