第一次世界大戦中に青島で日本軍に負けて捕虜となったドイツ軍兵士の俘虜収容所での話が映画「バルトの楽園」となった。徳島の板東俘虜収容所にて、俘虜を人道的に扱い、地元の人たちとも交流させた、松江豊寿(まつえとよひさ)所長の実話を元に作った映画。日本で初めてベートーベンの交響曲第九番演奏されたのは、このドイツ人俘虜による。まあ、詳しくは「バルトの楽園」を見て欲しい。結構感動的な映画。
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バルトの楽園
販売元:東映 |
前から見たいと思っていたのだが、先日やっとDVDを見た。
で、その映画の撮影に使ったロケ村が、映画撮影終了後に一般に公開されている。これも前から見に行きたいと思っていたのだが、映画を見てからと思っていたので、やっと見に行くことにした。明日までは国文祭開催中のためクーポン券利用で団体割引料金にしてくれることもあって、今日見に行った。
「ああ、このシーンか」という感じで、映画のシーンとマッチして面白かった。ガイドが無料で案内してくれて、とても分かりやすかった。
ところで、板東英二はこの映画に出演しているのだが、俘虜の扱いが悪く、俘虜を殴ったりする悪役(?)の久留米の俘虜収容所所長役。実は板東英二は板東俘虜収容所のあった場所で育っている。なのに悪役って・・・。
因みに私は、映画撮影中には高島礼子が乗った直後のタクシーに乗ったことがある(それがどうした?ってか?)