明石海峡大橋開通10周年を記念して、4/5~6は本四道路が全線半額。それならということで、行ったことの無かった、しまなみ海道に行くことにした。しまなみ海道までも通勤割引を使って半額。といっても、100kmを超えるので普通に行けば通勤割引が使えないが、ETCカードを2枚使い、途中でICを一旦降りて再度入るという技を使った。
まずは伯方島へ。当初、大島で降りるつもりだったが、ナビの地図が古くて降りそこねてしまったのだ。まあ、途中でレンタサイクルを借りるつもりだったので、まずはレンタサイクルのある伯方S・Cパークへ。ところが着いたのが8時過ぎだったのでまだ営業していない。
それなら先に車で観光。向かったのは開山(ひらきやま)公園。桜の名所で、見事に咲いていた。ちょうど良い時期に来た。展望台に登ると、下は一面に桜。大島、大三島、生口島を一望でき、伯方・大島大橋、大三島橋、多々羅大橋と3本の橋も一望できた。すごいロケーションだ。気持ちいいのでずっとこの場に居たい気分だ。と思ったら、真由太郎は景色を見ずにベンチに俯せになっていて、その上になぜかたけとくんが座っていた。なにやってんだか!
伯方S・Cパークの営業が始まる9時になったので、レンタサイクルを借りに行った。まずは、行き損ねた大島へ渡り、村上水軍博物館へ。それにしても自転車は登り坂が辛い。橋を渡るには坂を登らなければならない。特に妻が辛そうだ。
まあどうにか村上水軍博物館へ着いた。まあ村上水軍のことを良いように説明しているが、ヤクザみたいなもんだな。海の安全を守ったみたいなことが書いてあったが、所場代を払えばということだ。船が瀬戸内海を横切るにはこの島が並んでいる狭い海峡を通らなければならない。海賊をやるには絶好の場所だ。能島という小さな島を拠点にしていたらしい。
伯方島に戻り、木浦のふるさと歴史公園に向かった。途中、坂道が多くて妻と真由太郎のペースが落ちてきた。木浦に入ったところで12時くらいになったので、そろそろ昼飯にでもするかなと思っていた頃、伯方の塩ラーメンの看板が目に入り、ラーメン屋に入った。何気なく入った店だが、るるぶにも載っているし、ホームページで通販もしている(→伯方の塩ラーメンさんわ)。ここの塩ラーメンはめちゃおいしかった。スープはさっぱりしているのに味があって、塩味が甘い感じ。麺は極細でコシがありおいしかった。スープを残すのがもったいなくて、全部飲み干した。
ふるさと歴史公園は山の頂上にあり、自転車が辛い。めちゃしんどい思いをして到着したが、展示物は面白くなかった。なんか損した気分。眺めは良かったが、開山の方が上かな。むなしく坂を下り、途中、塩田の跡(今はクルマエビなどを養殖している)などを見ながら、伯方島を一周して伯方S・Cパークへ戻った。レンタサイクルを返したのが15時前。9時からなのでかなり走ったなぁ。疲れた。
伯方S・Cパークでブラブラしていたら、なにやら行列が出来ていた。伯方の塩ソフトというアイスソフトだ。せっかくなので購入。これがうまい!塩味がそんなにするわけではないが、後味にほんのりと塩味がして塩のうまみがある。
ほぼ伯方島だけに滞在したが、ほぼ満喫したし疲れたので、途中の島に寄ることなく尾道へ。千光寺公園に行くと車が渋滞。花見客でいっぱい。期せずしてまた花見。今日は花見デーだ。
真由太郎が広島のお好み焼きが食べたいとずっと言うので探したが、見あたらない。広島市まで行くと遠いしなぁ。とりあえず福山に向かい、るるぶに載っていたお好み焼き屋(広島風か否か不明)を探したが、地図に書いてある場所にそれらしい店がない。近くをウロウロして別の店でお好み焼き屋を発見したので入った。残念ながら広島風ではなかった。味は悪くはなかったが、それほどおいしくもなかった。
瀬戸大橋を渡って帰宅。疲れた。