よう分からん学校のプルタブ集め

子供の通う小学校でプルタブ集めをしているようだ。今もやっているかどうか分からないが、少なくとも去年まではやっていた。

このプルタブ集めという運動がどうもよく分からん。プルタブの素材はアルミであり、そのアルミを換金するのだが、アルミなら缶そのものを集めればその方が効率的なはず。なぜ、わざわざ非効率的なプルタブだけなのだろうか?

どうも歴史的な昔のことを引きずっているようだ。昔の缶はプルタブがアルミ缶本体から外れるものだった。なのでプルタブだけが散乱し、砂浜で怪我をしたり鳥が飲み込んだりといった問題があった。なのでプルタブを集めようという運動が起こった。そういう歴史から始まったようだ。

しかし、今はプルタブはアルミ缶本体から外れることはない。プルタブ集めのためにむりやり外さない限り。すなわち、プルタブ集めの意味は失われている。

実際、アルミ缶リサイクル協会は、プルタブだけではなくて、アルミ缶そのものを集めることを推奨している。

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