赤星山に登った

昨日、ウチのファミリーと会社の仲間たちとで赤星山(標高1453m)に登った。

登り始めてすぐに私の登山靴の靴ひもを通す部分のプラスチックがちぎれた。まず片方がちぎれ、しばらくしてまた片方がちぎれた。すでに15分ほど登ってきていたのだが、後輩が私の運動靴を車まで取りに行ってくれた。かなり待たなくてはと思っていたのだが、随分と早く戻ってきた。凄い健脚。感謝!

またしばらく登ると、今度は真由太郎の登山靴の靴底がはがれてきた。実は、先に崩壊した私の登山靴と真由太郎の登山靴は同じ時期に購入したもので、いずれもGTホーキンス。私の登山靴は去年やはり靴底がはがれ、それを接着剤で貼り合わせて復活させたつもりだったが、プラスチック部分が分解していたようだ。真由太郎の登山靴もやっぱりか・・・。先ほど運動靴を取りに行ってくれた後輩が、紐やスパッツで補強してくれ、それでしばらく登ってみることにした。だめだったら引き返すことにする。しかし、登山経験豊富な後輩は準備が良い。

登山靴の靴底が取れることは結構あるようだ。同行した別の後輩も前にこの赤星山で取れたとのこと。今日職場でその話をしていたら、別の人も私と同じくGTホーキンスで靴底が取れたと言う。そんなに古い靴ではないので、そんなことはあっては困る。

で、真由太郎の靴はヒール部分だけがはがれかけているに留まり、なんとかなった。

滝がいくつか続き、目を楽しませてくれた。紅葉しているときれいだと思うが、紅葉には少し早かった。2時間半くらいで最後の滝、千丈滝の上に到着。ここで昼飯にした。

ここから頂上に向かうのだが、斜面がかなり急で息が上がってきたが、一人、たけとくんだけがしょうもないだじゃれを飛ばしていた。若いもんは元気や。千丈滝から1時間半くらいで頂上に到着。疲れた。遠かった。

20分ほど頂上に滞在し、2時半くらいに下山開始。ここからが大変だった。真由太郎が滑るのを怖がって、岩場や急斜面になるとしゃがみ込んでナメクジのように進むので、ペースが目茶苦茶遅かった。しかもクサリ場やはしごもあるので、怖がって降りるのが大変。登れたのに。そんなペースなので私と真由太郎と先ほどからいろいろと活躍している後輩は遅れていくことにし、残りは先に行くことにした。やっと滝のあるところまで降りたが、ここからも腐りかけた木の橋があり、またかなり暗くなってきたのでますます大変。ずっと手を繋いで行ったのだが、この状態で橋を渡るのは、私の方が怖い。5時半を過ぎると真っ暗になり、後輩のヘッドライトを装着。つくづく準備が良いと思った。私の靴を取ってきてくれた所を少し過ぎたところで、たけとくんと別の後輩が迎えに来てくれた。そこからも15分くらいで、暗闇を行くのは結構長く感じた。車の所に着いたのが結局6時過ぎ。長かった。9時間ほど山に居たことになる。

このコースは滝があっておもしろいのだが、コケが多くて湿っていて滑りやすい。斜面も急で初心者にはきつかったようだ。

「もう山には行かん。友達と遊んでる方が良かった」
と真由太郎。

今日は筋肉痛で階段の上り下りがつらい。


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