職場での話。
データのバックアップ用に1TBの外付けHDD(HD-CB1.0TU2)を導入した。
部署内のPCのデータを一括してバックアップを取りたいので、ファイルサーバーとして共有しようとした。
外付けHDD内に共有用のフォルダ(例えば「Backup」とか)を作成し、それを右クリックして「共有とセキュリティ」で共有可能となる。このやり方はここでは説明しない。どっかで調べてほしい。
で、いつも通りの普通のやり方で設定したのだが、ネットワーク内のPCからアクセスすると、
「このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない可能性があります。
アクセス許可があるかどうかこのサーバーの管理者に問い合わせてください。
このコマンドを処理するのに必要な記憶域をサーバーで確保できません。」
というエラーメッセージが出てきた。
なんでや?
アクセス権の設定なのかと思っていろいろいじくったが、全く解決しない。
いろいろ検索したところ、
Windows 2000、Windows XP、および Windows Server 2003 の IRPStackSize パラメーターについて
かいな、と。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters
の「IRPStackSize」の値を増やさなければならないらしい。
確認してみると、「IRPStackSize」がなかった。なので、これを参考に、32に設定した。
その結果、無事にアクセス出来るようになった。
こんなん気付かんわぁ!
ついでにTips。
例えば「Backup」という名前のフォルダを共有する場合、共有名を「Backup$」としてやるとマイネットワークに表示されない。
バックアップ用でマイネットワークに出てくるのもウザイので、隠したいという場合に使える。
見ようと思ったら、「ファイル名を指定して実行」に「\\(IPアドレス)\Backup$」と入れればOK。
見えた状態で、「Backup$」を右クリックし、「ネットワークドライブの割り当て」を選んで適当なアルファベット(例えばNとか)を設定してやれば、そのPCではいつでも見られる状態になる。
ちなみに、私はBunBackupというソフトを使って自動的にバックアップを行っている。
この時も、バックアップ先を「N:****」(****はフォルダ名)とすればOK。
「\\(IPアドレス)\Backup$****」でもOK。