「2010年世界農林業センサス結果」によれば、農業就業者の平均年齢は65.8歳とのこと。10年前は61.1歳。
10年で約5歳年をとったということだ。
このペースでいくと、さらに10年後には71歳。20年後には76歳か?
んなわけないだろうが、例えばトヨタ自動車の平均年齢は37.9歳。じつに28歳の開きがある。
新規就業者が非常に少なく、そのまま歳を取っているという状況だろう。そして、会社などを定年になってから農業をやっている人が相対的に多いということか?
すなわち、農業は新規就業の職業としては魅力がないということだろう。
このままいけば、日本の耕作地を耕作する人がいなくなってしまうのでは?
まあ、流れとしては、他の人の農地を借りるなどして面積を増やしている大規模農家、法人が増えているようなので、面積的にはそれほど減らないとは思うが、山間地などは耕作放棄地が増えるだろう。
この平均年齢の数字を見ると、非常に心配になってしまう。
マジ、このままで大丈夫なのだろうか?
もっとなんとかしないと、ヤバイのでは?
要するに、農業が他の経済と同じ土俵でいる以上、産業として魅力がないと、どうしようもない。
基本、大規模農家化、法人化を進め、新卒で農業会社に就職するといった状況を増やすというのが、妥当であろう。
こういった改革は、この先10年、20年も待ってられないのでは?平均年齢76歳の農作業?