備後庄原という駅から熊本までの切符を買った。
券売機はなく、窓口のみ。
窓口に行くと、駅員さんはおじいさん。
熊本までの切符が欲しいというと、
「いつの?」
というので、
「今から乗りたい」
というと、
「間に合うかな?」
と言われた。
このやりとりは発車時刻の30分前である。
ひかり何号だとかさくら何号だとかをこちらが説明しているのだが、慣れない手つきで時刻表を調べ、「〇〇号じゃないなぁ」とこちらが説明したのと違うのを見ている。
やっと調べ終えると、どこかに電話をかけ、手配を頼んでいるようだ。三次駅に電話しているらしい。
なにやら伝票のようなものに記入し、それが切符らしい。
そろばんで合計金額を計算。
「間に合うかな?」の意味が分かった。
2時間かかって広島に到着。
のんびりと時間が流れている。