よく山に行く。
山登りにはまっている。
登山口までは車で行くので、ぐねぐねした山道を走る機会が多い。
そうすると、危ないなー、という場面に遭遇することがあるので、注意点を書いてみる。
えらそうに書く立場でもないが、運転歴30年以上、ワインディングロード大好き人間の経験を基に書いてみた。
右カーブのショートカットはやめて
「死ぬ気か?」って思う。
カーブミラーのないブラインドコーナーで躊躇なく突っ込んでくるって。
コーナーの先が見えない場合は、徐行してアウト・アウト・アウトで走ろう。
対向車とすれ違える分の幅は確保しておく。
いつでも止まれる速度で
レースではないので、リスクマージンを大きめに取らないと事故る。
レースなら対向車はいないけれど、公道は対向車もいるし、歩行者、自転車、飛び出し(動物も!)があるので、安全を確認できないコーナーの先とかは特に注意が必要。
道路脇の落ち葉は滑る
対向車が来たら左に寄せてすれ違うけれども、道路脇には落ち葉があるので、急ブレーキをかけると滑る。それも計算にいれておく。
集落の生活道路では徐行
人が家から出てきたり、わき道から出てきたりするかもしれないので、特に慎重に。
道が狭い場合が多いし。高齢者の割合が高いし。
凍結に注意
標高が高くなってくると気温が低いので、道路が凍っていることもある。
落石注意
石が落ちていることが多い。
車高の高いオフロード車なら底を擦ることはないだろうけど、車高の低い車は注意。
何回か経験があるんだけど、前の車は普通に石を跨いで、カプチーノでそれについていってると急に石が現れてガツンって。
車間距離開けてないとそういうことになる。
動物の飛び出しに注意
なかなか予測できないので注意しにくいけど、飛び出してくるのは人や自転車、車だけではない。大型動物だと、車にぶつかるようなもの。マジ危ない。
遅い車は譲る
後続車がイラついてくると危ないので、安全な場所とタイミングで左に寄せて先に行ってもらうようにしよう。
短気な人もいるし、リズムが合わないと運転しにくい。
自分の場合、煽ることはないんだけど、一定の幅できっちりつくとプレッシャーになるのか、すぐに譲ってもらえてしまう。
基本はアウト・イン・アウト
テクニック的なことになるけど、コーナーの基本はアウト・イン・アウト。旋回の半径を大きくとれるので速く曲がれる。
ただし、ブラインドコーナーでは右カーブでインに切り込まないこと。
ヘッドライトを点ける
森の中の道とか暗かったりするので、ライトを点けた方が早く見つけてもらいやすい。
まあ、とりあえずそんなとこかな。
スピード出すな、とか書くと、じゃあどこでワインディングを楽しむんだ、ってなことになるけど、見通しの良いコーナーであればイイ感じで走れる。
リスクに応じてそれなりの運転をすればよい。
そのリスクとのバランス感覚を研ぎ澄まして走るのがワインディングの醍醐味。