小学生にもわかる農薬の話-3

小学生(しょうがくせい)にもわかる農薬(のうやく)の話(はなし)‐天然物(てんねんぶつ)なら安全(あんぜん)?‐

さっき、塩(しお)やさとうもとりすぎれば毒(どく)になるって言(い)ったけど、人間(にんげん)が作(つく)ったものでなくて、天然(てんねん)にもとからある物(もの)でも強(つよ)い毒(どく)はあるんだ。
え~?天然(てんねん)の方(ほう)が安全(あんぜん)な感(かん)じがするんだけどなぁ。
たとえば、とうがらしってからいよね?あのから味(み)の成分(せいぶん)はカプサイシンっていうんだけど、体重(たいじゅう)30kg(キログラム)ならカプサイシンを2g(グラム)食(た)べれば半分(はんぶん)の人(ひと)が死(し)んでしまう。
2g(グラム)はからすぎて食(た)べられないよ。
まあね。
食中毒(しょくちゅうどく)の原因(げんいん)のボツリヌス菌(きん)の毒素(どくそ)なら0.0000000096g(グラム)で死(し)ぬよ。
えっ?ゼロが多(おお)すぎてどのくらいなのか見当(けんとう)がつかないよ!
幅(はば)10m(メートル)、長(なが)さ25m(メートル)、深(ふか)さ1m(メートル)のプールの水(ふりがな)に1g(グラム)溶(と)かして、これを2.4ml(ミリリットル)飲(の)むと死(し)ぬ。
それでもよくわからん。
麦(むぎ)やピーナツに生(は)えるカビの作(つく)る毒素(どくそ)アフラトキシンなら0.2g(グラム)で死(し)ぬ。
そんなきょくたんな話(はなし)ばっかりしないでよ。
でも、ふつうは、人間(にんげん)が作(つく)った物質(ぶっしつ)よりも、天然物(てんねんぶつ)の方(ほう)が、長(なが)い歴史(れきし)の中(なか)でなれているんじゃないの?
そうとは言(い)えないよ。天然物(てんねんぶつ)といってもいろんな形(かたち)をしているし、人間(にんげん)が作(つく)った物質(ぶっしつ)もいろんな形(かたち)のものがある。これらを区別(くべつ)できるとくちょうはないんだ。だから、人間(にんげん)などの生(い)き物(もの)が、天然物(てんねんぶつ)とそうでないものを区別(くべつ)できないよ。

つぎへ

タイトルとURLをコピーしました