コロナの抗原検査を受け、陰性だったので、入院。
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手術前のMRI撮影
前に説明したとおり、MRIの情報を照合しながら、内視鏡の位置がどこにあるのかを確認しながら手術する。そのためのMRI撮影を行った。
また、入院前に、コロナのPCR検査のための唾液を提出した。入院当日に再度抗原検査を行い、問題なければ入院となる。
別の大学病院での受診
話は全て通っており、前の病院での検査デーを入れたCDを渡し、それを見ながら説明を聞いた。
まず、かなり大きな腫瘍であること。珍しい事例らしい。腫瘍が上の方に成長することが多いらしいが、下の方に成長したので、大きくなるまで気づかなかったようだ。かなり長い年月をかけて大きくなったようだ。確かに、かなり昔から左目に違和感があり、少なくとも3年ほど前には左目が少し見えにくくて眼科を受診している。老眼が進む年齢なので、そんな影響かなと思っていた。
そして、下垂体腫瘍としては、いくつかの種類があり、最も多いのは下垂体腺腫とのこと。他にも何種類かあるが、最も可能性が低いものとして、癌がある。癌だけを悪性といい、他は良性である。99.何%は良性とのこと。実際に取って組織検査しなければわからない。
下垂体は、様々なホルモンを分泌する器官だが、自分の場合は、ホルモン量に異常はなく、おそらく、非機能性の細胞が腫瘍化したのだろうとのこと。手術で摘出した後、足りないホルモンは薬を飲んで補充することになる。
腫瘍がかなり大きく、頸動脈に迫っている。手術で傷つけると、命取りとなる。ただ、その確率はかなり低いとのこと。
手術は、鼻から内視鏡を入れて、MRIの画像の位置情報をモニタで確認しながら、切り取って吸い出す。良性の場合、残ってても問題ないので、視神経への圧が下がる程度に取り除けば良いとのこと。再度大きくなることは、ほとんどないらしい。ホルモン分泌に関わる部分や頸動脈と接近している部分を深追いしない程度に行う。
術後は、脳内の髄液が漏れる可能性がある。漏れる場合には、腹や太腿の肉を切り取って詰めるらしい。
脳神経外科の受診
MRIやホルモン量の結果が出たため、説明を聞いた。
下垂体腫瘍の大きさは5cmほどあり、かなり大きな事例となこと。
ホルモン量は正常とのこと。
ここでは手術ができないので、同系列の大学病院を紹介された。
MRI撮影
造影剤を使っての頭部MRI撮影を行った。
また、全身のCTスキャンも実施。他の部位からの癌の可能性を調べておこうということだろう。
大学病院の脳神経外科を受診
昨日、眼科で下垂体腫瘍が判明し、本日は、脳神経外科を受診。命に関わるものではない、と言われたが、不安である。
下垂体は、様々なホルモンを分泌しているので、ホルモン量を調べるため、採血した。また、詳細なMRIを撮るため、その予約をした。
大学病院の眼科を受診
大学病院の眼科で検査したところ、両耳側半盲、つまり、両目の外側の視界が見えていない状態であることが分かった。この原因としては、脳内での視神経の圧迫であることが多いので、すぐにMRIを撮ったところ、視神経の交叉部を圧迫しているものが写っていた。
つまり、下垂体腫瘍である。
左右の視神経は、下垂体の上の部分で交叉していて、下垂体が肥大すると交叉している視神経の内側を圧迫するので、左右それぞれの内側の視細胞に繋がっていて、内側ということは、レンズで逆さまになるので、外側の像が見えなくなる、という理屈。
その後は、脳神経外科に引き継がれた。明日受診する。
眼科から大学病院を紹介された
このところ目の見え方が良くなく、特に左目の左側が見えていないため、近所の眼科を受診していた。
網膜に水膨れが見られたため、投薬で治療していたが、水膨れがなくなったのにもかかわらず、見え方が改善しないため、大学病院を紹介された。